Échec Complet

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響け!ユーフォニアム2 第1話のちょっとマニアックな感想。EDは山田さんではなく藤田さんが演出

響け!ユーフォニアム2 第1話が放送されました。

放送内容は知っていたのでそこには具体的に言及はしませんが、細かいマニアックな感想を。

 

まず先行上映版と構成が変わっていました。

先行上映では原作同様に南中のコンクールの回想シーンから始まりますが、アニメでは冬のシーンから始まります。

この冬のシーンは・・・(壮大なネタバレなので自重)

あのノートは・・・(壮大なネタバレなので)

これは結構なサプライズでした。

あのノートがこんな序盤に出てくるのは、小説が既に完結しているから可能なことだと言えます。

なかなか「粋な脚本」だと思います。最終話まで見たらまた1話を見ましょう。

 

先行上映と構成を変えたのは、CMやオープニングの有無によるところでしょう。

CMを挟むとぶつっと切れますが、先行上映ではCMがないのでよりスムーズに繋がるように構成したというわけですね。

オープニングやCMの存在を逆手に取って上手く使った構成になっています。

 

石原監督としては珍しいオープニング

1期同様に、オープニング映像は石原立也監督がコンテ・演出を担当していることがわかりました。

石原立也監督と言えば、涼宮ハルヒの憂鬱AIRKanonCLANNAD中二病でも恋がしたい!けいおん、ファントムワールドなどのオープニング映像で絵コンテを描いています。

知っている人は知っているかもしれませんが、石原監督はいわゆる「ギャルゲーOP風のキャラ紹介」をアニメオープニングでもよくやります。

メインキャラを1人ずつだして、名前をかぶせて・・・というやつです。

響け!の1期でもそれは同様でした。

また、歌と映像をシンクロさせるという演出を必ずと言っていいほどやります。

中二病でも恋がしたい!のOPなんかが顕著で、歌のリズムにあわせてキャラを踊らせたりとか、曲のテンポで映像切り替えたりとか。

日常のオープニングなんかもそういった部類だと思います。

 

しかし!!

今回のユーフォ2のオープニングでは全く異なる演出をしてきました。

石原監督がコンテを担当していてこのスタイルはレアです。超レア。

 

モノクロの映像が半分くらいまで続くのもかなりアグレッシブな演出ですし、サビの部分に比較的落ち着いたシーンを持ってきているのも石原監督としては珍しいです。

ノリの良い曲なので動かしまくりたいところだけど我慢してという感じでしょうか?やはり石原監督としては珍しいです。

曲がもっとゆったりしていたらそうするのかもしれませんが。

 

青枠で囲まれた映像は「回想」「過去の場面」を意味しているようなので、ユーフォニアムを触っている少女は小学生時代のあすかでしょうね。

 

オープニングのタイトルロゴが赤文字というのも強烈です。これは何を意味してるんでしょうね。いずれわかるのかもしれません・・・。

そしてこのあたりのシーンは微妙にカメラが動いてますね。

これはなかなか面白いです。3Dを組み合わせた背景で、最近アニメでもよく見られますが、こういった動きの少ない映像で動かすんですね。

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ネタバレを避けるためかもしれないですが、2期オープニングでは原作3巻の内容はほんのわずかしか触れられていません。

 

 

藤田さんの演出によるエンディング

ユーフォの1期は山田尚子さんが演出やコンテを担当していました。

ですので、1期のエンディングを見た時にどことなくけいおん!のエンディング映像っぽさを感じた人もいるでしょう。

 

しかし2期では、藤田春香さんがコンテを担当。

藤田さんがアニメのエンディングで演出をするのは初めてだそうです。

藤田さんは1期の8話(お祭りの回)で演出を担当した方です。

 

ファンシーという言葉が似合うエンディングです。

色彩だったり質感もそうですが、山田尚子さんの演出とは異なるものが見られて満足してます。

一方で、あくまで1期のエンディングを踏襲している印象も少しあります。

 

一瞬ですがやはりあのノートが出てきますね。

 

山田さんが聲の形で多忙でコンテを描いている暇がないので起用されたと思いますが、良い仕事をされていますね。

 

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1話の感想というかオープニングとエンディングの感想になってしまいました。

 

それと、エンディングクレジットみたら原画マンがいっぱい・・・。

原画マンがたくさんということはそれだけ分担作業になっているということですから、京都アニメーションも忙しかったんでしょうね。

聲の形を制作しながらユーフォ2も2話分作らなければならない。