Échec Complet

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響け!ユーフォニアム2の4話感想。演出に作画に撮影に声優に色々よく出来ている

演出の山村さんと作画監督の丸木さん、メキメキと頭角を現してますね

積極的な高いコントラストと陰影は1期の12話を彷彿とさせます

 

 

背景とか撮影処理はいつもどおりの高い品質ですが、今回はこれまでの3話よりも作画に力が入っている印象でした。この回は一つギアを上げたような。

演奏シーンは少ない4話で作監2人だったのもそのためでしょう。

 

マニアックですが、理科室?の水道につけられたチューブの透過のさせかたがぐっときました

 

今回はが印象的だったような。

やっぱ他の回と比較しても4話は窓(窓枠)が効果的に使われてるシーンが多い。

一瞬、窓だけ映すカットが何回か出てくるのとかもろにそんな感じ

あえてカーテンこれだけかけることで、十字架っぽく見せたり。

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京都アニメーションは、映像を大きくダイナミックに見せるのが得意な気がします。

引きの画とアップの画のメリハリと、カメラやカット割り、被写界深度なんかで上手く表現されてます。

実写ではちょっと無理な超アップとか、こんなに遠くから!?と思うような引きのカットとか。

 

今回は演出の山村さんや、作監の丸木さんの手も加わったことでそのあたりが強調されて面白い回でした。

この作品は特にエフェクトが効いていて、その場の空気感、温度とか湿度とか空気の澄み方みたいなのが伝わってきますね。撮影処理班の賜物。

 

ところで、1期と比べて楽器の作画が進化してることに言及する人が少ないですね

金属光沢の表現が更に複雑化されています。

1期の前半と比べれば一目瞭然ですね。

キャラ描くより大変な楽器作画にも注目。

 

しかし、あすかはやっぱり良いキャラしてますね。

希美にオーボエを託しながらも、久美子の前ではみぞれについて打算的でズルイと一刀両断する。

 優子は同情していたのではないかというみぞれの本心を聞いていなかったのでそういう考えに至ったのでしょう。優子があれだけ親身になって心配してくれているわけですからね。

こういった冷徹な所は1期の葵の退部や香織のソロパートの話でもそうでしたね。

2期の後半で真意が明かされることでしょう。

 

久美子も2人の会話を聞く前はあすか寄りの考えで、大会近いのに何やってんだという面持ちだったんですよね。

みぞれを見つけた後の久美子の、心配ではなく困惑に近い表情と声の演技が良い。

結局、久美子はあの場では何も出来ませんでしたから。

 

  • 困惑する久美子の表情

この2つは4話で要チェックです(笑)

 

 そして今回、みぞれ役の種崎敦美さんの演技が本当に凄まじかったです。

ああいったダウナー系のキャラって、ウィスパーボイスで喋っときゃOK的な作品が多い中で、本作における種崎さんの芝居は実にリアリティがあって感心しっぱなしでした。ああいう演技が出来る若手の役者ってそう多くはないと思いますね。

泣きの芝居でも、演技が嘘くさくなくて。

なんか最近は「似非声優」みたいな中途半端な若手が多くて、ラノベアニメか4コマアニメでしか通用しない人もいるような気がしていましたが、種崎さんは本物の演技で魅せてくれました。

 

この回、というより2期の前半のエピソードは、友人同士でもお互いの認識の仕方がまるで違う2人、そして楽器を演奏する理由、そういったテーマでした。

みぞれにとって希美は唯一無二の友人であった一方、希美にとっては仲の良い友達の一人。希美は決してみぞれを無下にしているわけではないですが、みぞれが希美に対する執着を解消した後でも、事実が変わることはないという少し苦い話だったりもします。

みぞれが向き合うべきはむしろ優子なのかもしれません。去年の事への罪悪感は消えたと思いますが、結果的に唯一人傷ついたのは優子だったわけですから。

 

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