Échec Complet

ゲームの話や商品レビュー、日記、雑記。ビットコイン。

個人的 京都アニメーション 作品 ランキング

 京都アニメーションの作品を内容でランキングにしました。

完全に独断と偏見です。

 

 

1. 涼宮ハルヒの憂鬱(2006)

初放送:2006年

個人的な京都アニメーション作品1位は涼宮ハルヒの憂鬱です。

時系列ではない構成で放送し、1話に朝比奈ミクルの冒険を持ってくる遊び心。

テンポが良く、当時のアニメとしては抜群に整った作画。

ライブアライブの脅威的な演奏シーン。

杉田智和さんを主人公キョンに抜擢したことで長いモノローグも飽きが来ない。

台本もテンポが良く流れがスムーズですんなりとストーリーが入ってくる。

ハレ晴レユカイを始めとする優秀な楽曲。

山本寛さんの演出も冴え渡っている。

1クール通して涼宮ハルヒの憂鬱という作品の魅力を存分に描いていて文句のつけようがない。

 

   

 

2. フルメタル・パニック ふもっふ

初放送:2003年

2位は「ふもっふ」。

フルメタル・パニックの短編だけで構成されたコメディアニメ。

元請けは初めてとは思えないほどの完成度の高さ。

しっかりと面白くて笑えるというのは意外と簡単ではない。

フルメタル・パニックという作品とそのキャラクターのことをしっかり理解している点も評価できる。

 

 

 

3. 涼宮ハルヒの消失

公開:2010年

1位に続いてまたしてもハルヒ

シリーズの中でも山場の一つである消失。

非常に長い尺の映画だが、そんな長さを感じさせない巧みな構成。

ストーリー自体も涼宮ハルヒの憂鬱という作品の多層的な魅力を感じる内容で満足度が高い。

2005~2010年の京都アニメーション黄金期の集大成と言っても過言ではないだろう。

 

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4. CLANNAD After Story

初放送:2008年

CLANNADの後編にあたるのがアフターストーリー。

ヒロインと主人公が恋人になってからのその後を描くというこの手の作品では割と珍しい展開。

ゲームのシナリオ分岐をわりと強引にねじ込んだ形になっており、アニメのみの視聴者は腑に落ちない点があるものの、記憶に残るアニメであることは間違いない。

原作から元々優れている音楽の使い所も良い。

作監修正が若干怪しい話数があるが、キャラクターデザインは原作よりも受け入れやすいものになっている部分は評価できる。

 

 

 

 

5. Kanon 

初放送:2006年

Kanonのアニメは00年代中盤におけるアニメーション映像の一つの到達点だという印象がある。

雪国の冬の空気の冷たさを感じるような絵作りが見事。

ストーリーの展開自体はおとなしめではあるが綺麗にまとめられている。

作品の世界観を美しく表現できている。

脚本もほどよく抑制されていて上品だ。

 

 

 

 

6. フルメタル・パニック The Second Raid

初放送:2005年

ロボットアニメは制作のハードルが高いが、非常に上手くやってのけたという印象がある。

CGではなく作画でアームスレイブの戦闘シーンを描写している点が素晴らしい。

また、堀内修氏のキャラクターデザインはより現代的なものにリファインされている。

アームスレイブのコックピットにいる時のモニターの光の反射が表現されており、この時期のアニメとしては非常にリッチな映像を楽しめる。

WOWOWでR15指定だったこともあり、表現の妥協のなさも良い。

ロボットアニメ、ミリタリーアニメとして秀逸。

 

 

 

7. 聲の形

公開:2016年

映画の尺の都合で全キャラクターのストーリーを追えていないという点は残念ではあるが、聲の形のストーリー自体は高度な事をやっているのである程度評価することができる。

映画としては映像のパンチ力が弱いが作画の難しい手話をしっかり描いているのは良い。

キャラクターデザインの落とし込み方も◎

劇伴も奇を衒っていてセンスを感じる。

原作ほど傑出しているとは言えないが、全体的にディレクションは優れている。

 

 

 

 

8. らき☆すた

初放送:2007年

監督の山本寛氏が降板してしまった衝撃もあったが、エポックメイキングなアニメ。

原作に添いつつもかなりぶっ飛んだオリジナルエピソードを入れまくっており、他のアニメのキャラクターが堂々と出てきたり、音楽が流れたり、中の人が出てきたり、大量のパロディがあったり、オタクカルチャーを扱った日常系アニメとして圧倒的な存在感を放っている。

堀口悠紀子氏のキャラクターデザインが冴え渡っており、原作よりアニメのデザインの方がむしろ違和感が少ない。

ギャグのセンスも良く、色々な事を並行してなんでも上手くやっている作品。

初音ミク」(のコスプレ)を真っ先にアニメに出した。

 

 

 

 

9. CLANNAD

初放送:2007年

CLANNADのアニメの功績は、原作よりもヒロイン同士の交流がたくさんあるということだろう。

ゲームでは特定のヒロインのルートに入れば他のヒロインはほとんど出てこないが、アニメでは1本のストーリーとして多くのキャラクターが出てくる点に良さがある。

ブレのない脚本は見ていて安心感がある。

先述の通り、キャラクターデザインはAIRKanonの頃よりもクセが少ないものが採用されている。

各キャラクターの魅力がしっかりと描かれている点も良い。

 

 

10. 氷菓

初放送:2012年

 日常の謎を扱う氷菓のストーリーは地味なのだが、映像も音楽もリソースを惜しみなく作っており、豪華な作品に仕上がっている。

また、千反田えるというキャラクターを、原作よりも「キャラ」として描く事でアニメファンに強い印象を残す事ができている。

あの手この手で推理やトリックの説明をわかりやすく表現している点にも面白さがある。

色の使い方は京都アニメーションの作品群の中でもトップクラスに美しい。

米澤穂信氏の作品だけあり、一貫性や説得力があるプロットは最終話まで見た時の強い満足感を生んでいる。

 

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11. 響け! ユーフォニアム

初放送:2015年

 吹奏楽アニメはありそうなあまりなかった。

というのも、楽器を作画するのが非常に面倒で、なおかつ部員が多いという、アニメ制作的には無理難題というようなモノがオンパレードだからだ。

そんな中、作画で楽器を精巧に描写した本作。

王道の部活モノである一方で、一筋縄ではないかない人間関係の描写と、少し斜に構えた主人公は原作者のセンスを感じる。

劇伴と吹奏楽曲がリンクするアイデアも面白い。

しかし、やや思慮に欠ける脚本、演出、さらに好き嫌いがわかれる解釈は部分的にマイナス面もある。

また、各話のディレクションのばらつきが気になる。

 

 

 

12. AIR

初放送:2005年

2005年に放送されたAIRは「泣きゲー」ブームを作った立役者の一人。

原作からもともと素晴らしい楽曲の数々と、2005年当時としては圧巻の映像美。夏の熱さあるいは夕方や夜の涼しさを感じられる。

キャラクターデザインの癖が強すぎる点は気になるところ。

1クールしかない中で一貫性のあるストーリーを描き切っている。

 

 

 

13. けいおん!

初放送:2009年

大きなヒットを記録したけいおん!

日常系+ガールズバンドという組み合わせもさることながら、Don't say lazyを始めとした楽曲が非常に優れている。

1期は堀口悠紀子氏のキャラクターデザインがいい具合に肩の力が抜けていて可愛さがある。

キャラクターの可愛さや魅力が、記号的ではないという点は山田尚子監督の手腕か。

 

 

 

14. 日常

初放送:2011年

 シュールなギャグを中心としたポストモダンな作品。

傍目にはわかりづらいが、京都アニメーションの作品群の中でもトップクラスにハイクオリティなアニメーション作画を堪能できる。

背景とキャラクターで統一感が取れている点が素晴らしい。

漫画原作である一方、アニメらしい楽しさがある作品。 

 

 

 

 

14. Free!

初放送:2013年

 Free!は内海紘子監督の趣味と才能の両方が遺憾なく発揮された一作だ。

水泳シーンの描写とキャラクターの身体の描写に並々ならぬこだわりが感じられる。

スポ根的な部分よりコミカルな展開が多く、どこか日常系アニメっぽさもある。

加藤達也氏の音楽が素晴らしく作品内容とマッチしている。

終盤の展開が物語としては不自然で後味が悪いのは大きな欠点。

 

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15. ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルてZ(1, 2話)

発売:2002年 

共同制作:タツノコプロ

完全な京都アニメーション作品というわけではないが、1話、2話は京都アニメーショングロス請けでなおかつ監督も努めている。

テンポが良く、ネタも面白く、作画も良い。

 

 

 

 

16. たまこラブストーリー

公開:2014年

 TVシリーズがわりと当たり障りのない内容だっただけに、山田監督がたまこまーけっとから恋愛要素を抽出した理由は気になるところ。

ストーリーは派手ではないが、台詞や演出の丁寧さと機転の効き方が見事。

アニメーションだけどカメラで登場人物達を撮影しているような絵作りが面白い。

キャラクターデザインも見直されており、これが非常に上手くいっている。

 

 

 

 

18. 響け!ユーフォニアム 2

 響けユーフォニアムの続編。

吹奏楽という部分よりも人間関係の方に重点が置かれている。

フル尺の演奏シーンがあり、楽器の表現のクオリティが上がっている。

一方で、所々で演出、脚本、構成的な下手さを感じる場面が多く、手放しに褒められるわけではない。後に公開された劇場版ではこういった部分が見直されている。

主人公を演じる黒沢ともよさんの演技が随所で光る。

 

 

 

 

19. 小林さんちのメイドラゴン

初放送:2017年

最近の京都アニメーションとしては珍しくローキーなアニメ。ゆえに新鮮さもある。

コメディの中にテーマを散りばめている点も良い。

一方で、原作の話数がまだ揃っていない段階でアニメ化を始めた印象があり、埋め合わせのエピソードは一貫性がなく退屈である。

 

 

 

 

20. 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱

配信:2009年

 涼宮ハルヒの憂鬱を題材としたスピンオフのギャグアニメ。

オープニングの電波ソングっぷりも、本編のぶっ飛び具合も面白い。

作品の完成度はとても高い。

 

 

 

 

21. けいおん!!

初放送:2010年

 けいおんの2期が2クールだったのは間違いなく悪い判断だった

1期と比べるとフィラー(埋め合わせ)の話が多いように感じる。

また、脚本もどこか空回りしているような印象を受ける。

さらに、キャラクターデザイン、作監修正という面では1期の方が良い。

楽曲も1期ほどのものはほとんどない。

全体的に「けいおん!」という作品が原作からもつテイストが崩れており、高く評価することはできない。

 

 

 

 

22. 中二病でも恋がしたい!

初放送:2012年

 中二病でも恋がしたい!は前半のコメディ展開は面白おかしく、良く出来ている。

オリジナルキャラクターの凸守は上坂すみれさんの演技も相まって非常に良いキャラクター。

ヒロインの小鳥遊六花は、本当に「キャラクター」としてしか存在できていない、つまりリアリティの欠片もないので、ラブコメとしては些か面白みに欠ける。

後半の展開は作品の方向としては間違っているような印象を受ける。

 

 

 

 

23. 甘城ブリリアントパーク

初放送:2014年

 甘城ブリリアントパークスラップスティックコメディとして賀東招二作品らしい少しゲスな面白さがある。

しかし、テーマパークを再建する話としてはご都合主義的すぎるので真面目には見ないほうがいいだろう。わりと勢いでアニメ化されたような印象がある。

映像的には平凡だがカラフルな色彩には楽しさがある。

 

 

 

 

24. ヴァイオレット・エヴァーガーデン

初放送:2018年

ヴァイオレット・エヴァーガーデンディレクションに疑問を感じる失敗作だ。

ストーリーに一貫性がなく、大筋は安い感動を与えようとする話にしか見えない。

登場人物の魅力を描く事もほとんどできていない。

この話を面白いと思ってゴーサインを出した事自体、プロデュースの観点から見る目がないと言わざるをえないだろう。

 

 

 

 

25. 空を見上げる少女の瞳に映る世界MUNTO

発売:2003年, 2005年

 「MUNTO」はストーリー的には失敗作ではあるが、2000年代前半~中盤のアニメとしてはクオリティの高い映像で一見の価値はある。戦闘シーンも迫力がある。

ストーリーは大味で驚きがない。

OVA版は声優の棒読みも気になる。

 

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26. 境界の彼方

初放送:2013年

境界の彼方」 はプロットが『雑』なアニメだ。

キャラクターは個性的で魅力はあるが、映像作品として本当に楽しめるだけの物語性や世界観を秘めていない。

また、本来持つダークな世界観が中途半端に薄められているようにも感じる。

最悪なのは、後半に行くに連れて無理矢理話を大きくしようとしている点だ。

世界の狭さや、脚本のセンスのなさを感じる。

アクションも平凡かそれ以下だ。

 

 

 

27. 涼宮ハルヒの憂鬱(2009)

初放送:2009年

涼宮ハルヒの憂鬱の2期は一言で言えば「大惨事」

エンドレスエイトを8話もかけるという判断は悪い意味で頭がおかしい。

涼宮ハルヒシリーズの本編が消失以降は制作されていない事を考えれば、エンドレスエイトを3話程度で終わらせて別の短編を制作すべきだっただろう。

また、2009年版は作画も不安定でOP・ED共にぱっとせず、涼宮ハルヒの憂鬱の勢いを殺してしまった張本人だろう。

 

 

  

 

28. たまこまーけっと

初放送:2013年

 たまこまーけっとは「得体の知れない」作品という印象だ。

「何をするアニメなのか」が非常に曖昧であり、最終話まで見てもぱっとしない。

日常モノとしては非日常要素が入ってくるために体をなしていない。

まだ、餅屋の修行をするお仕事アニメとして真面目にやったほうがマシだったのではないか。

 キャラクターの非リアルさとリアルさがアンバランスで若干気味が悪い。

 

 

 

29. ハイスピード Free! Starting Days

公開:2016年

Free!シリーズには内海紘子氏が必要だということを実感させられる一本。

破天荒だったアニメシリーズと比較してあまりにもコンサバなストーリー。

わざわざ映画として作るほどのものかという疑問がわく。

 

 

 

 

30. 無彩限のファントムワールド

初放送:2016年

 無彩限のファントムワールドは作品の持つテーマを活かすことがほとんどできていないアニメだ。

一貫したストーリーが描かれておらず、いつまで経っても作品が見えてこない。

また、作品の方向性が序盤からブレまくっており、視聴者を困惑させる。

「結局何だったの?」という感想を抱かざるをえない。

 

 

 

 

31. 中二病でも恋がしたい!戀

初放送:2014年

中二病でも恋がしたい!戀ほど意味不明なアニメはそうそうないだろう。

とにかくめちゃくちゃ。蛇足とはまさにこのことだ。

ブコメならもっとラブコメらしいストーリーを展開すべき。